江東区の下町、砂町地区(東砂・南砂・新砂・北砂)の動物病院です。 |
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生まれつきの心臓の奇形が原因です。大動脈は心臓から出ている太い血管ですが、胎仔のときにこの血管が正常に発達しないと、生後に異常な場所に位置するようになります。その結果、食道の一部が動脈管索と気管や心臓にはさまれて圧迫を受け、食道が狭くなってしまいます。このため、食べ物は食道を通りにくくなって、食道内に滞るようになり、やがて圧迫部より前方の食道が拡張してしまいます。
多くは離乳直後より症状が出始めます。ミルクや流動食など、食道が狭くなっている部分を容易に通過できる食べ物では症状は現れませんが、やがて、その狭い部分を通過することができない大きさの固形物を食べるようになると、食べてもすぐ吐くという症状が現れます。食道の拡張の状態によっては、数時間後に吐くこともあります。この病気の犬は嘔吐を繰り返すため、食欲は旺盛なのに痩せているなど、発育不良を起こしがちです。また、吐いた食物が誤って気管や肺に入ってしまうと、咳や喘息のような症状を起こす誤嚥性肺炎を引き起こし、重症の場合には死亡することもあります。
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